こんにちは。
退職代行を利用して「もう会社に行かない」と決めたものの、手元にある健康保険証や会社用パソコンの返却、そしてデスクに残してしまった私物の扱いに悩む方は非常に多いです。
結論から言うと、貸与物はすべて郵送で返却可能であり、直接会社へ行く必要はありません。この記事では、退職時の「貸与物の返却」と「私物回収」に関する正しいやり方と、トラブルを防ぐための鉄則を解説します。
1. 会社からの貸与物はすべて「郵送」で返却可能
健康保険証、社員証、会社用パソコン、制服、カードキーなどの「会社からの貸与物」は、直接会社へ持参する必要はありません。退職手続き後に、ご自身で会社宛てに郵送することで問題なく返却が完了します。
また、退職代行を利用する前であれば、最後の出勤日(最終出社日)に自席のデスクやロッカーにそっと置いて帰るという方法をとることも可能です。
2. 郵送トラブルを防ぐ「2つの鉄則」
貸与物を郵送する際、「返却されていない」「壊れていた」などと後日会社から言いがかりをつけられるトラブルを防ぐために、以下の2つの鉄則を必ず守ってください。
- 鉄則1:梱包前に「写真」を撮って証拠を残す 封筒や段ボールに入れる前に、すべての貸与物を並べてスマートフォンで写真を撮っておきましょう。これが「確かにすべて揃った状態で返却した」という確固たる証拠になります。
- 鉄則2:「配達記録」が残る方法で送る 普通郵便ではなく、郵便局の「簡易書留」や「特定記録郵便」、あるいは宅配便など、配達の記録(追跡番号)が残る安全な方法で送付してください。「送った・届いていない」の水掛け論を完全に防ぐことができます。
なお、返却時の送料については、トラブルを避けるためにご自身で負担する(元払い)のが一般的かつ最もスムーズな対応です。
3. 会社に残した私物は郵送してもらえる?
会社のデスクやロッカーに「自分の私物」を置いたまま退職代行を利用した場合、代行業者を通じて「着払い」で自宅へ郵送してもらうよう会社に要求することは可能です。ヒアリングシート等で業者に要望を伝えましょう。
ただし、会社側がこの郵送の希望に必ず応じてくれるとは限らないという厳しい事実も知っておく必要があります。 会社側が対応を面倒がって郵送を拒否したり、万が一そのまま残置してしまった場合には、会社から処分費用を請求されるリスクもゼロではありません。
そのため、原則として退職を通知する前(最後の出社日など)に、できる限り自分の私物は自ら持ち帰っておくことが、最も確実なトラブル回避策となります。
まとめ
【結論】貸与物は証拠を残して郵送。私物は事前持ち帰りが鉄則 貸与物は直接返しに行く必要はなく、写真撮影と記録郵便の利用で安全に郵送返却できます。一方で、残してしまった私物の郵送には会社が応じないリスクがあるため、退職代行を利用する前に自力で持ち帰っておくのがベストです。
今回は、退職時の貸与物返却と私物回収について解説しました。
事務的な手続きへの不安も、正しい知識と手順を知っていれば全く怖くありません。一つひとつのタスクを冷静にこなし、新しい生活に向けて頭と心を切り替えていきましょう。

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